アロマキャンドルイメージ
灯台形アロマランプとして閃光レンズの無音回転を実現


閃光レンズ

閃光レンズ熱対流回転システム採用 ~モーター不使用で無音回転を実現~

香ヶ岬灯台の閃光レンズは電球から発生される熱対流を動力とした自然エネルギーにより回転します。
モーターを使っていないので回転音や摩擦音がなくお休み前やリラックススタイム等あらゆるシチュエーションを静寂に演出します。また、鏡面加工されたアルミのつややかな金属感が灯台に重厚感をもたらせています。
回転速度は調光ダイヤルと閃光レンズの受風羽根の調節により一周約4秒から22秒まで微妙な調整が可能です。
寝室やホテル、レストラン、BAR等では一周約10秒~22秒に設定するとゆったりとしたくつろぎ感がかもしだされます。  
*設置場所の室温により変動する場合があります

どんなに素晴らしい製品であっても、モーター音や排気音が気になると、就寝時や静寂な空間では設置不可能な存在になってしまいます。
「香ヶ岬灯台」は閃光レンズ熱対流回転システムの採用によりモーターを使わず無音回転を実現しました。
いつでも静かなので、就寝前やリラックスタイム等、 あらゆるシチュエーションでくつろぎのひと時を演出します。
また、羽根角度と調光ダイヤルによる光量調整により閃光レンズの回転速度調節ができます。


無音回転実現の課題

・閃光レンズ本体、カラーフィルターユニットの軽量化
・回転に必要な吸排気量を確保する為の構造(吸排気口面積)
・閃光レンズ回転時の摩擦係数削減
・閃光レンズ上部受風羽根部分の形状と角度
・構造物として美観を損なわない形状である事

7グラムの軽量化を実現

開発段階においてプロペラ一体型閃光レンズ本体と回転式カラーフィルターの総重量は約14グラムとなり、熱対流を動力とする閃光レンズの回転は不可能なものでした。
プロペラ一体型閃光レンズ
(総重量約14グラム)   
回転式カラーフィルター
(色彩組み合わせ固定タイプ)

閃光レンズ軽量化への課題

1、「挿入式カラーフィルターの開発」
2、「閃光レンズをプロペラ一体型から分離型に変更」
3、「極薄軽量アルミニウムの採用(厚さ0.1mm)」
これらの開発により約7グラムの軽量化を実現し、熱対流を動力とする閃光レンズの
回転を具現化させました。

プロペラ分離型閃光レンズ
(総重量約7グラム)
挿入式カラーフィルター
(色彩組み合わせ自在タイプ)
また、挿入式カラーフィルター開発の成功により、気分に合わせた自由な組み合わせで彩光を配色させることが可能になりました。
(耐熱ポリカーボネート、耐熱性シリコン系両面テープ採用)

シャフト受けガラス

ガラス製のため摩擦が少なく、最も効率よく回転する形状に設計されています。
 試作品:ポリカーボネート製
 摩擦係数が大きくほとんど回転しませんでした。
 完成品:ガラス製
 摩擦係数が小さく効率よく回転します。


閃光角度とレンズ口径

本体を目線よりも下に設置した場合、電球のフィラメント部分(発光部分)が直接目線に入りにくいように閃光角度の試験及び検証を積み重ねました。
その結果閃光角度は水平より約7.8度下方向に設計しています。
また、レンズ口径においても5φから12φの8種類を試作し、投影試験を繰り返した結果、8φ口径を採用しました。

http://www.broadbank.co.jp/interior/images/senkoukakudo_02.jpg
http://www.broadbank.co.jp/interior/images/sennkourennzutakasa_02.jpg
これにより、程良い角度と大きさの彩光が放たれます。